2014年05月12日

施術証明書発行について。


さる4月20日の総会に於いて、一部の会員より患者さんから「施術証明書」なる物を発行
して貰えないかとの要望があるが、「一般社団法人 近療連」として統一様式の書類は作成
出来るかとの質問がありましたのでお答えします。


◎調査の結果、一般的にその主な要求理由は。

(1)体育やクラブ活動を休む為の言い訳として・・・

病院の診断書が優先されますが、非公式証明書でも通用する為に求められる。

(2)学校内での事故やけがをした場合の保険会社への添付書類として・・・

学校共済(学校が加盟している保険)に添付書類として、重症の場合は病院の診断書が優先
されますが、軽傷の場合は非公式証明書でも通用する為に求められる。

(3)仕事中に首、肩、腰を痛めた場合・・・

労災申請には病院の診断者が必要ですが、会社が費用を見てくれる場合は、症状、かかった
日数、施術料の証明(領収書)が必要となる為に求められる。

(4)交通事故の被害者の場合・・・

事故直後は診断書が必要となる為、数回は病院に通院するが思う様によくならない時、人の
紹介や以前経験のあるカイロ(整体)院に通院するケースが多い。


*特に注意すべき事は、加害者が保険に入っている事を確認のうえ、その保険会社に対し実
費治療のカイロ(整体)にかかる旨、費用はその都度立て替え後に領収書を以て請求する旨
の了解を取って貰った上で施術を始める事です。

もちろん後日保険会社の担当者と話をし、被害者(患者)の状況を報告する事はあとあと支
払いトラブルを防止する為に是非必要です。

*施術証明書にはまず病院での診断名、既往症名が必要で、傷病名やケガの程度については
カイロや整体では証明出来ません。
さらに会員の施術内容は多種多様で、事務局ではすべて
を掌握する事は出来ず、責任が持てません。

よって調査、検討の結果「一般社団法人 近療連」としての所定の統一用紙を作成する事は
出来ません。
尚、現在使用中の統一カルテ(初診者申告書・日誌)は危機管理上の指導
(ガイドライン)の一環として使用している事をご理解ください。

*施術証明書の代わりに、一ヶ月に1〜2回まとめて領収書を発行し、但し書きに カイロ
施術料、4/15、4/18、4/22、4/25 4回分
と書いて渡していますが、これだけでも
十分役立っています。

以上参考まで・・・


               近療連 事務局







posted by k at 21:07| Comment(1) | 日記

2014年01月24日

KRRグループに参加して思う「会は会員の為に、会員は会の為に」

KRRとはkinryoren relief room  直訳すると「近療連救護室」になります。
本来の目的である情報交換の場はもとより、助け合いの場、気晴らしの場、
安心の場とご理解下さい。

誕生の発端になったのは、二年前ある先生からの一本の電話でした。
一般社団法人近療連と言う立派な組織になったのはうれしいけれど、昔の様な
月例会も無く、先輩の先生や同期の仲間と話をする機会がない。情報も入らず、
相談したい事もどこに言ってよいのかわからない。

今の近療連は形にとらわれ過ぎて温かみがない・・・ まさに目からうろこでした。

それから半年・・お金を掛けず、時間も取らず、遠い近いに関係なく、自分さえ
やる気になれば出来ること。「フェイスブック」に秘密のグループという機能が
あることを知りました。 

すでにFacebookをやられている方には説明は不要と思いますが、一般にやられて
いるfacebookは、自分の友達を整理して管理する機能を持っていますが、
グループと言うのは一部のユーザー同士が集まって情報を共有する為の機能です。

同じグループでも公開範囲によって違いがあり、「公開」はfacebookユーザー
なら誰でも自由参加ができ、やり取りの内容も閲覧できます。

「非公開」はグループ内でやり取りされている内容はグループに参加している人
にしか閲覧出来ません。またグループに参加するにはすでに参加している人に
追加承認を頼む必要があります。

一方、「秘密」はグループ名もメンバーの名前もやり取りの内容もすべて参加して
いる人にしか閲覧できません。秘密のグループに参加するには、すでに参加して
いる人に追加承認してもらう必要があります。

グループ内の違法行為のチェック、参加承認の確認は管理人と言われる近療連理事が担当しています。

これは近療連の顔が見える仲間だけのグループです。


「グループ」は本来、釣り仲間やゴルフ仲間、同じ趣味を持った者同士が情報交換
したり、企画や写真をシェアする事が多いのですが、我々の「KRRグループ」は
日々抱える困難な仕事上の相談、意見交換から業界の情報交換等が秘密裏に共有でき、
新しい形のコミュニケーションの場が生まれ、活用の仕方次第では今までにない素晴
らしい仲間が出来るものと期待しています。

これからは一人で悩まず、気軽に投稿し困った事を相談するもよし、経験や知識を
生かしアドバイスを送るもよし、些細な情報提供も有難いことです。

これを実践すればまさしく、新しい近療連のスローガンである
「会は会員の為に、会員は会の為に」が実現できます。

誰の身にも起こりうる事故やトラブル、クレーマー対策にみんなで知恵を出し合い
解決できればこんなに素晴らしいことはありません。

少し時間がかかるとは思いますが、時代に会った組織作りをめざしたいと思います。



近療連 事務局









posted by k at 20:36| Comment(0) | 日記

2013年06月04日

近療連の看板が出来ました。

「一般社団法人 近療連」の表札が出来ました。



P5200507 - blog.JPG

重里幸道


posted by k at 09:51| Comment(0) | 日記